『ヤバい…あの子に取られる…』
同じ職場の彼。
彼に初めて会ってから2年間片思いをしている。
仕事の話や他愛ない世間話をする仲ではあるけれど、なかなか進展しないのが悩み。
「彼に控えめな視線を送ってしまう生活はいつまで続くんだろう…。」
いつも遠目で彼を眺めているのが嬉しいのやら悲しいのやら。
そんなある日、社内で彼が経理の子と楽しげに話しているのを見かけた私。
「なんか楽しそうだな…」
と思った後、隣で笑う経理の子の目を見た瞬間、私の心がザワついた。
「あの子…、彼を狙ってる…!」
説明しようのない、女の直感がそう告げた。
その後にやってきたのは胸の奥を蝕むようなドロドロとした言いようのない感情。
それは家に帰ってからも続いた。
彼が他の子と付き合ってるのをイメージすると
…土曜日。
彼への思いを唯一話している親友とカフェで待ち合わせ。
会うなり、今の私の状況や思いを親友にぶちまけた。
すると、親友は
「先に告っちゃいなよ」
そんなセリフを吐く…。
「でもさ、もしダメだったら同じ職場だし…」
…しばし無言が続く。
すると親友は一言放った。
「じゃあさ、ガチで当たる占い師がいるからさ。一回彼の本音を聞いてみなよ。」
「…占い」
正直言って私は占いとか心霊とかそういう類は信じていないタイプだった。
でも、その時頭を駆け巡ったのは、彼と経理のあの子が腕を組んで歩いている姿だった。
「あの子に彼を取られたらどうしよう…」
こんなやきもきした気持ちが胸いっぱいに広がった。
背に腹を変えられない私は、親友に勧められた占い師に彼の私に対する気持ちを見てもらった。
その占い師は対面で占うものではなく、電話で話すというものだった。
『彼はあなたに対して少なからず好意を持っています』
『その経理の女性に対してはそれほどでもないようです』
この言葉を聞いた私の心は、一瞬でパァーっと明るくなった。
『彼とあなたには同じ趣味があるようです。えーと、ひょっとしてゲームとか好きですか?』
なぜそれを?実は私はゲームが大好きでモン⚪︎ンのガチ勢だったのです。
『その男性にゲームを通じて近づいてみてはどうでしょう?彼もあなたと同じようなゲームが大好きなイメージが浮かんでいますから』
ゲームの話なら全然恥ずかしくないし、話題にできる。
次、彼に会う時にゲームの話題を振ることを決めた私だった。
誰も知らない2人だけの甘い秘密
ゲームの話を通じて彼との距離がどんどん縮まっていった。
モン⚪︎ンとは違うものだったが、彼も本気のゲームガチ勢だった。
気がつくと彼と私はお互いの家を行き交い、一緒にゲームをやる仲になっていた。
もちろん、その過程で彼の方から告白してくれた。
今、2人の関係を知っているのは私の親友と結果を報告した占い師の先生だけ。
職場では誰も私たちの関係を知らない。
「いつかは職場の人たちにもバレるだろうけど、もうちょっと2人だけの秘密にしておきたいな」
私が彼に視線を向けると、彼も私に柔らかな微笑みを返してくれる。
仕事も恋もゲームも全部順調。
あの時、私の背中を押してくれた親友と占い師の先生に感謝してもしきれない。
もし、今あなたも恋に悩んでいるのなら一度相談してみるといいですよ。
思いもよらない「彼を攻略する重大なヒント」を得られると思います。
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